Flash of Light: Storm and Silence (日本語)

あなたは人生を変えることができる。あなたが欲しいもの、あなたが愛したいもの、あなたが望むものを得ることができる。夢と言うのは人それぞれ違う。そのことが夢を特別なものにし・・・『あなたのもの』にし、夢のような人生はあなたに属しているのである。

あなたがあなたの夢から離れたところにいるとき、それに到達するのは不可能に見えるかもしれない。あなたは暗い洞窟の中に閉じ込められたように見えるだろう、あなたが望む素晴らしい人生は、あなたの上高くにあり、あまりにも高すぎて見ることさえできないと。あなたができるのはただ『想像する』ことだけだと。

僕はそれがどんな感じなのかよくわかる。

僕自身、若かったころ、まるでトルネードが僕の周りで吹き荒れているようによく感じたものだった。僕は動くことができないように感じたものだったし、たとえ一歩踏み出したとしても風につかまり、さらわれることを意味しているようだった。

だから僕はその場所に留まった。僕は足に碇(いかり)を降ろし、嵐の中へ向かおうとしないようにこらえていた。その時はそれが僕のできる精一杯のことだった。

僕は風にさらわれることを恐れ、一生が終わるまでそこにずっといることだってできただろう。

しかし、僕が大学生で、健康と自己啓発に興味を持ち始めた頃、あのトルネードはゆっくりと吹き止んだ。その時風は激しさをなくし、そして消えていった。僕を静かな暗闇に残して。

今僕は嵐に吹かれることなく平穏の中にいる。そしてまた僕はそこにずっといることだってできただろう。安全に暗闇の中で・・・。そしてこれが僕の人生の中でとても重大な瞬間となった。なぜなら僕は今までにないほど気持ちがよかったからだ。僕は嵐をやり過ごして、動くことなく、平穏の中にいることができた。

でもその代わりに、僕の一部の、本当に深い内側、僕が生まれてからずっとそこにあるとても確固とした部分が言った『いや、僕は夢が欲しいのだ』と。

その夢とは僕が欲していた人生のビジョンだった。僕がまだ体験したことのないどんなものも超えたものだった。

その夢とは温かさと情熱、冒険と興奮に満ちて、他の人との深いつながり、そして今まで想像もすることができなかったような世界の一部を垣間見ることだった。

(僕たちが経験したこともないことをどのように夢をみることができるのか不思議に思わないだろうか。僕たちが会ったこともない人からの愛が流れ込むのを感じることができたり、僕たちが訪れたこともないある島のビーチの暖かさを感じることができたりすることを。たとえそれを経験したことがなかったとしても、想像が僕たちを健全と平穏さとともに僕たちを満たす特別なゴールへといざなうことができるのだろうか。)

今僕は暗闇の中にいる。嵐は去り、僕は夢がある。

そして次は?


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