Life After Touch (日本語)

僕は人生を2つのパートに分けることができる。

  • 触れることを知る前
  • 触れることを知った後

触れることを知る前、僕はテクノロジーの会社に勤めていて、コンピューターゲームのためのビデオを作ったり、ストーリーを書いたり、映画を作ったりしていた。それは楽しかったけれど、ゲームを作る時間が経つにつれ、コンピュータのスクリーンと一日中にらめっこしているようになった。僕は成功していたけれど、何かとても重要なものが欠けているような感じがした。

触れることを知った後、僕は自分自身を思い出した、取り戻したと言ってもいいかもしれない。僕はマッサージやボディワークのクラスをカリフォルニアでいくつか取った。海から聞こえる波の音で朝早くに目が覚めた。僕は他の人に触れるために、そして自分の身体にエネルギーを感じるために自分の手に集中することを学んだ。僕は自分の内側に生命を感じ、そして『エンドレス ナウ』を思い出した。

エンドレスナウ:過去でも未来でもなく、今あるこの瞬間が永遠に続いていると言うこと。私たちが知りえるのは今この瞬間のみであるということ。

そしてそれから数々の冒険へといざなわれた。考えるのではなく、感じるという世界へ。その世界はまだ僕の中で開いている。僕は完全にはそこに到達していないけれど・・・。今でも僕は時々考えすぎるし、緊迫した状態にもなるし、スクリーンの反対側でまるでその中にいるかのように時間を過ごしていたりする。

でも、僕は今自分の身体の中に生命を感じることができる。前よりもずっといい感じで動けるし、感じることができるし、愛することができる。僕は自分が誰なのかを思い出し、取り戻したのだとわかる。そして僕はこの素晴らしい贈り物を他の人々へと届けられるようにボディワークを学ぶことを決めた。

人間の触れ合い。それはとても大切な感覚で、私たちの中にある生命の源への入り口である。触れること、エネルギー、愛、自然、情熱、感覚を味わうことは僕たちが生まれながらして持っている権利である。

それは僕たちに生きるということをもたらし、僕たち自身で有らしめるものである。

そして僕たちがこの真実からどれだけ遠くにあろうとも、どれだけ自分自身を見失い、孤独で、悲嘆にくれているとしても、この入り口はいつでも開かれているのであり、僕たちがそこを通り抜けるのを待っているのである。

たとえあなたが人生はとても重く、難しいものになってしまったと思っていたとしても、あなたはいつでも人生や情熱の暖かい川へ飛び込むことができるし、好きなだけその中で泳ぎ、また何度でも飛び込むことができるのだ。

本当の意味での人生を送るために!

触れることの中で


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